【宮城野区五輪】古くは躑躅、いまは桜の名所と市民の憩いのメタセコイア

デーマde散歩

【仙メタ:file003】榴岡公園-編

【仙台のメタセコイアのある風景:file003】戦後、東北大学旧理学部に2本のメタセコイヤの苗木が植えられ、この株の挿し木が,仙台市内に数多く植栽されるようになったのだという。そんな仙台にあるメタセコイアを追いかけてみようという、シリーズ「仙台のメタセコイアのある風景」、今回はファイル003-榴岡公園-編。果たして、どんなメタセコイアがまっているのでしょうか。

サイクルリンリンで愛でるメタセコイア

むかしも今も、仙台人が集い楽しむ丘陵で伸びるメタセコイア

メタセコイアもとめ、めざすは榴岡公園

今回、メタセコイアを愛でに向かうは榴岡公園。そう、仙台市民おなじみの春のお花見スポットといったところでしょうか。学生さんの新歓コンパや新入社員の歓迎会、お友だちと一緒にお散歩かねてお花見という感じで、「春先の夜風に震えた」って経験、あなたもありませんか?

めざすは榴岡公園

江戸時代、四代藩主綱村公の時代に、新寺の孝勝寺を見下ろすように躑躅の名所が桜の名所に早変わり。以降、整備が進み、ときに流鏑馬が披露され、ときに見世物小屋ができたり、そして、榴岡天満宮に足を運びながらお花見してみたりと、仙台城下の行楽・娯楽のスポットとして愛されていたところ。

どことなく、今もむかしも、人の営みはかわらないといったところでしょうかね。

いちおう歴史的建造物な歴史民俗資料館

ところで、この榴岡公園のある丘陵、ご存知の方も多いですが、伊達政宗公が仙台にお城を構えるにあたり候補地としていた一つしても有名。最終的この場所は外れるわけですが、これは歴史のif・・

もし、榴岡に仙台城ができていたら、仙台の城下町はどうなっていたのだろうか?

さて、あなたはどう思われます?

榴岡公園のメタセコイア’S フォト

丘陵の傾斜面にメタセコイアの林がかっこいい!
青空にも尖たんもいい感じ
夏はセミの殻が・・
見あげた姿もいい感じ

榴岡公園のメタセコイアに会える場所とアクセスは・・

榴岡公園の憩いの象徴な噴水

アクセスマップ

市営バス 原ノ町一丁目バス停 徒歩4分
JR仙石線 榴ヶ岡駅 徒歩1分 


途中で出てきた「もし・・」ですが、メタセコイアの画像を見ながら、どうでしょう、まとまりましたか?

松江城(島根県)、お堀で舟下り

セオリー的には、この丘陵を囲むようにお堀が必要。すると、広瀬川と梅田川を利用して水路をこしらえ、仙台は水運を活かした東北のベニス!?いやいや、そんな想像も面白いものですね。まぁ、松江城のような天守閣はつくれなかったのだろうけど・・

ということで、桜や梅、そして本命メタセコイアを愛でながら、「ここがお城になっていたら、仙台の城下町はどうなっていただろうか?」と頭のトレーニングしつつ、あなたも榴岡公園をおさんぽ、お散歩!