せんさん資料室・コラム編

資料室

せんだい探見!おさんぽ紀行(略して「せんさん」)にて記事・文章をつくるにあたり参考にした書籍や論文、資料ほかの資料庫・資料室。まぁ、本の巻末にある参考文献一覧のようなものです。そして、このページは、そのコラム編。

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せんさん資料室・コラム編

【コラム】江戸っ子の粋なはからいせんだいばし

『新撰東京名所図会』(東陽堂)

江戸東京研究センター(法政大学のブランデイング事業)の所蔵資料より
第二十九編 仙臺橋 p.45〜
第三十編 赤穂義士の通行地 p.17〜

新撰東京名所図会第二十六編~第三十編

落語『陸奥間違い』(三遊亭兼好)

落語『陸奥間違い』でYouTubeにアップされているものです。お時間ありましたら一席お付き合いください。

講談『三方目出鯛』

国立国会図書館デジタルコレクションより。
『亨保仇討山本貞婦伝』(博文館)p.183〜
第十一席 松平陸奥守綱村侯仁心の事、并に宇野三平山本舍人の伜兩人へ武藝を仕込む事

享保仇討山本貞婦伝 - 国立国会図書館デジタルコレクション
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別冊歴史読本60号『江戸切絵図の世界』(新人物往来社)

江戸切絵図の世界(新人物往来社)
別冊歴史読本『江戸切絵図の世界』(新人物往来社)(平成10年)

上の画像はアマゾンのリンクです。およそ20年前に2,500円で購入したものですが、中古で2,000円くらいで取引されているようです・・。

【コラム】仙台藩、赤穂義士らに糒の粥をふるまったのは本当か?

『続.仙台風俗志』鈴木省三 著 〜仙臺糒

仙台風俗志. 続 - 国立国会図書館デジタルコレクション

赤穂義士大正記 : 絵本実録(幸玉堂) 〜松平陸奥守殿辻番の事

赤穂義士大正記 : 絵本実録 - 国立国会図書館デジタルコレクション

仙台史伝(静雲堂・鈴木省三著)〜淺井彦五郎傳

仙台史伝 - 国立国会図書館デジタルコレクション
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揚美録(仙台叢書 第4巻・山内道煥編)

『仙臺叢書ー第四巻ー』「揚美録」〜淺井元秋 p.443〜

赤穂義士の書翰(良明堂書店・宇治楽文 編)

一〇五 討入後細井廣澤におくりたる大石良雄の書

赤穂義士の書翰 - 国立国会図書館デジタルコレクション

「江都勝景」「芝新銭坐之圖」

デジタルデータで確認ができます。

歌川広重: 「江都勝景」「芝新銭坐之圖」 - 東京都立図書館
歌川広重: 「江都勝景」「芝新銭坐之圖」 - 東京都立図書館

【コラム002】みやぎにもあった気仙沼の「赤べこ伝説」

続隣松集 : 7巻組題1巻和文3巻

海濱歴覽記より 平磯村および岩尻村の頁。
前浜にて、藩主が海人の子と磯で遊ぶ描写などほのぼのしていて楽しくなる件。

続隣松集 : 7巻組題1巻和文3巻. [10] - 国立国会図書館デジタルコレクション
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磯のかりねより 波路上で鷹狩などの頁。

続隣松集 : 7巻組題1巻和文3巻. [11] - 国立国会図書館デジタルコレクション
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『本吉郡誌(復刻版)』p.294〜 四、本吉主要鑛山風土記

四、本吉主要鑛山風土記(昭和十七年仙臺鑛山監督局調査資料より)
大谷鉱山(大谷村、金)
当鉱山区は大谷、津谷を中心とし、階上、小泉、松岩、小泉、歌津の各村にまたがる他、米谷、米川、遠くは横山、戸倉の各村に云々・・
当本吉郡内には大小三十余の鉱山があるが当鉱山付近において最も密集している。当鉱山を分かつて五坑とする。即ち大谷本坑、赤牛坑、岩尻坑、津谷坑、大澤坑とするも、現在稼行しつつあるは津谷坑をのぞく四坑である。
口碑によれば当山付近一帯は本邦最古の産金地帯と称せられている。即ち今を去る九百余年前、前九年の役以前よりすでに金採掘があったようである。地元古老の言によれば、安倍頼時、貞任等親子が陸奥の国に乱を起こした主要な原因は陸奥より当山一旦の産金郷を掌握せんとしたものであって、源頼義、義家の父子が征討の軍を進め当地に到来した時、既に当地一帯は安倍一族の支配下にあり、館を当山付近長の森新館山頂に葺き、山下一帯に号令して産金督励に村民を酷使し、苛斂誅求をほしいままにしたと言う。その葺館の跡は今も残っている。
その後平泉藤原清衡、秀衡時代に至り、漸次盛大となり清衡が平泉に中尊寺を建立に際し当地一帯の産金をもつてこれに当てたと伝えられている。清衡、基衡を経て秀衡のときに至り当地一帯の産金も隆盛をきわめたものの如く当時御金山常番持(今の鉱務所長)なる役を授けられた者の後裔と称する地元古老の言に依れば、現在当山支坑赤牛坑一帯はこの御金山常番持の支配に委ねられ、この一帯を大鋪山(オホシキ)と呼称し、上小屋千軒、下小屋千軒、計二千軒の鉱夫住宅を管理したるものとか。現在下小屋、上小屋の地元の名称が残っている。これを考察すると往時は相当多数の鉱夫が出稼し其の産金量の莫大であったことが思われる。当時使用されたものと称する秤、碾臼等が今なお残存し、且つ当時の採鉱法たる「水流堀」の跡が所々に散見されるのである。
これより相当年数の間産金事業が継続されたようであるが、ジヤガ山(砒素山)に逢着し、遂に休山したと伝えられている。当地区一帯を赤牛と呼称したのは鉱況不振となった当時のことで、ただ日に十粒の産金を得るに止まりたる十粒山(現俗名)を残すのみとなり、これも遂に閉塞のやむなきに至り、最後の金粒十粒を拾った一夕、鉱夫達が喜び集って酒宴を開いたが、其の際採掘したところから黄金に輝く牛が飛び出し落陽に映えつつ彼方に消えたという。その時から此地区を赤牛と名付けたと言う伝説があり、一説には赤牛の寝た姿に似た黄金塊を産出したのによるとも言う。
其の後の消息は詳ではないが、建保二年(西暦1214年)現在の黄金澤一帯の事業が再開され多量の産金を見たので当地帯を黄金澤と称した伝えられている。之も暫時継続事業が行われ遂に現当山探鉱箇所である大澤坑付近に達した時三十名の埋没犠牲者を出すに及び休山のやむなきに至ったようである。当時の殉職者の碑は今に存している。これから後世の消息に全く不明であるが現世における仙臺藩の重要財源の一つであったことは藩公の巡視等でも明らかなようである。

【コラム】忠臣蔵サイドストーリー!?播州赤穂式を導入した波路上塩田(気仙沼)

倭名類聚鈔 20巻. [4](科上)

よく『和名抄』と云わていることが多いでしょうか。コラムでは「延暦四年多賀、階上の二郡を置く。」のくだりを確認で使用。国立国会図書館デジタルコレクションより。

倭名類聚鈔 20巻. [4] - 国立国会図書館デジタルコレクション
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『日本先住民族史』蝦夷語と日本の地名 〜科上

『日本先住民族史』の後段の章、「蝦夷語と日本の地名」の科上より引用箇所。

日本先住民族史 - 国立国会図書館デジタルコレクション
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『日本先住民族史』蝦夷語と日本の地名 〜階上

『日本先住民族史』の後段の章、「蝦夷語と日本の地名」の階上より引用箇所。「波路上」の地名としては、納得の行く説明。

日本先住民族史 - 国立国会図書館デジタルコレクション
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封内風土記. 巻之9(黒川)−巻之14波路上邑

波路上邑の「多賀、階上の二郡を置く」の階上のくだりや、岩井崎および塩田に関する内容が記されている。

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奥羽観蹟聞老志 : 第20巻. 11波止上鹽竈

大まかな波止上鹽竈の状況が伺い知れる。

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東北の秘史逸話. 第2輯 著・富田広重(出版・史譚研究会)

「創業者の苦心奥州紀文」より。気仙沼の海苔屋さんの横田屋のあれこれが面白おかしく読むことができる。

東北の秘史逸話. 第2輯 - 国立国会図書館デジタルコレクション
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肯山公治家記録 前編10卷後編114卷續編3卷附録1卷

宮城県図書館・叡智WEBより。四代藩主綱村公の時代の仙台藩の記録集。日々の業務報告みたいなもの。システムの都合で、エラーがでる人が多いかと・・。画像のタブから拡大表示をすぐにクリックして最大サイズにして閲覧するとエラー回避ができるかも・・。そして、ページは1枚ずつめくる感じになるので、ちょっとしんどい。国立国会図書館デジタルコレクションと同じく動くことを望む!

肯山公治家記録 前編10卷後編114卷續編3卷附録1卷