【仙メタ:file019】宮城県仙台第一高等学校-編
【仙台のメタセコイアのある風景:file019】戦後、東北大学旧理学部に2本のメタセコイヤの苗木が植えられ、この株の挿し木が,仙台市内に数多く植栽されるようになったのだという。そんな仙台にあるメタセコイアを追いかけてみようという、シリーズ「仙台のメタセコイアのある風景」、今回はファイル019-宮城県仙台第一高等学校-編。果たして、どんなメタセコイアがまっているのでしょうか。
有名な桜の名所で身を隠し、御座す姿はまるで「1」
メタセコイアもとめ、めざすは宮城県仙台第一高等学校
元禄時代まで、仙台藩の茶畑があったことから名付けられた地名が元茶畑。まぁ、茶畑だったところに、武家屋敷ができたことから「元」がついたわけですが・・。そんな城下町の名を残す一画は、いまは学び舎と桜の名所になっている。そして、実は、名所な桜の間にはさまれて、ボッチで、セコイァ〜なメタセコイアがいることをあなたはご存知だろうか。
ということで、今回、足を運んだのは、宮城県仙台第一高等学校。云わずと知れた県内有数の名門校。ちなみに、宮城県の県立高校の正式名称は、「立」がつかない。なので、履歴書などで学歴の欄は「宮城県◯◯高等学校」と記載するのが正しい。これ、ちょっとした宮城県あるある。企業の人事でうるさいひとは、こういうところも見てるんだぞ〜(笑)
あるあるはさておき、この名門校については、桜の名所としても名高い。そこで、陸奥国分寺とあわせて春先には足が向くという方も多いかと・・。すると、「あそこにメタセコイアなんてあったけ???」と、あなたも、小首をかしげるかもしれませんね。
でも、ご安心ください。在校生でも気がついていないかもしれませんから。
宮城県仙台第一高等学校のメタセコイア’S フォト
やはり、まだまだ未知だった頃にメタセコイアを植えて、じょじょに巨木化していく中で、電線や隣の桜に影響が・・。でまぁ、セコイヤ~な剪定されたんですかね。それにしても、電線が邪魔なんで、校庭の方からも写真を撮ってみたいものである・・
あれ?あの色の違うやつメタセコイアじゃない?
ある日の三丈、東京へと向かう新幹線にのりながら、ぼけら〜っと窓の外を眺めてました。仙台駅をでてほどなく、桜並木の間に、明らかに異なる緑の1本が視界に飛び込む。「あれ、メタボッチ*1じゃね?しかも、セコイヤ~*2化しているし・・」と、目ざとく発見。
次に仙台入りするとき、改めて新幹線の車窓から確認。今回の仙メタfileへとつながっとりまする。
なんでしょう、三角錐な木をみると、なんでもメタセコイアか?と疑い、枝葉の雰囲気が鳥の羽っぽくみえたら、こいつもメタセコイアか?と目を向ける・・。どうも体に変な癖がついている感じである。
宮城県仙台第一高等学校のメタセコイアに会える場所とアクセスは・・
アクセスマップ
市営地下鉄東西線
連坊駅 徒歩4分
外周をひとまわりしたところで、メタセコイアはあの1本。一高に数字の「1」のような1本・・。もしかして、これを狙ったのか、あの剪定は・・。
ということで、桜の季節には、一高の桜並木に、木下まで足を伸ばして陸奥国分寺でお花見もいい感じ。片手にコッペパンサンド(コッペパンにいろいろ挟んだやつ。一高のテニスコート横あたりの「ば〜すでぃ系」柴田パン本店)をももぐもぐさせながら、そんなこんなで、あなたも周辺をおさんぽ、お散歩!
【仙メタfile語録】
*1 メタボッチ・・・1本だけ、ボッチなメタセコイアのこと
*2 セコイヤ~・・・残念な選定されているメタセコイアのこと