【仙メタ:file000】霊屋下セコイア類化石林-編
【仙台のメタセコイアのある風景:file000】戦後、東北大学旧理学部に2本のメタセコイヤの苗木が植えられ、この株の挿し木が,仙台市内に数多く植栽されるようになったのだという。そんな仙台にあるメタセコイアを追いかけてみようという、シリーズ「仙台のメタセコイアのある風景」、今回はファイル000-霊屋下セコイア類化石林-編。果たして、どんなメタセコイアがまっているのでしょうか。
政宗公の霊廟のそばの霊屋橋に仙台市指定の天然記念物な化石林
「メタセコイアだった?」をもとめ、めざすは霊屋橋周辺
仙台で橋といえば、澱橋?仲の瀬橋?大橋?霊屋橋?宮沢橋?広瀬橋?あなたにとってはどこかしら?
仙台の橋ですって感じで、絵になるイメージだと、三丈的には霊屋橋。政宗公の御霊のそばのあの白いアーチ。
米ヶ袋の縛り地蔵から河川敷公園を抜けて霊屋橋から穴蔵神社、評定河原橋を渡って森の香本舗でどら焼きを買うのは、三丈の日常的なお散歩コース。ちなみに買ったどら焼きは、琵琶首の銭形不動尊で手をあわせ、対岸の政宗像と広瀬川の流れを眺めつつもぐもぐする。あぁ、なんとも至福なお散歩ライフ。
それはさておき、霊屋橋。この欄干から下流に目をやるとちょっと先に堤がある。今回、めざすはそちらのセコイア類化石林。いまは無き、古代の森を経ヶ峰(瑞鳳殿周辺)の杉林にイメージ重ね、さぁ、愛でよメタセコイア。
霊屋下セコイア類化石林’S フォト
霊屋橋の欄干からの1枚。お天道さんと戦うのはむつかしい・・。右手に経ヶ峰(瑞鳳殿の森林)の左にセコイア類の化石林。さぁ、あなたの目にも浮かぶ、古代、いにしえのセコイアの森林。三丈の目にはみえますとも、杉林とセコイヤ林の間を流れる小川のような広瀬川の姿が!
(雑記)仙台メタセコイアの旅、エピソード0ー着地点はどこだ?ー
「仙台のメタセコイアのある風景(勝手に通称「仙メタfile」)」、そのファイルナンバー「000」、これを仙台市指定の天然記念物「霊屋下セコイア類化石林」というのは、当初からの案。というのは、この企画を思い立ったきっかけが、この場所だったから。
よくよくさんぽしている場所ではあったので、この場所に化石林がある認識はしいました。ただ、まじまちと案内板を読んだら興味津々。ちょいと検索かけたら東北大学に3本の苗木がとどき、それが市内に広がっている?ほうほう、と。
ただ、仙台市ホームページから街路樹の種類と本数のリストをみると、メタセコイアはトップテンから外れてランク外(その他の項目で一緒くた)。まぁ、大学のキャンパス内にある樹木もあるでしょうから、仙台市で把握しきれていないものもあるのかと・・。
そんなこんなで、思いつくところを数えてみたら10数カ所のリストが完成。本数はしらんけど、撮って歩いたら面白いかなぁ・・と考えたしだい。さらにアンテナを広げ、歩いて、車から、バスから、JRからとキョロキョロしていたら、まもなくリストは50をさすところ。
そんな三丈の仙台メタセコイアの旅、エピソード0はやはりスタートの地、霊屋下セコイア類化石林。着地点は、うーん・・、いいとこ60箇所くらい?
霊屋下セコイア類化石林の珪化木に会える場所とアクセスは・・
三角頭のよくみると2本、これが東北大学旧理学部前にある仙台に送られたという3本の苗木のうちの2本。いうならば、「仙台メタセコイア物語ーはじまりの樹ー」といったところ。
アクセスマップ
バス停
霊屋橋・瑞鳳殿入口 徒歩3分
瑞鳳殿前 徒歩7分
ところで、上の画像、3枚のテストを並べました。で、この画像、大きな珪化木(化石の木)を手前に、広瀬川の流れぞ白く筋状に撮影しようと三脚をたてて絞りとシャッタースピードのテストを繰り返していたときのもの。さぁ、このテストのさなか、三丈に悲劇が襲う。三脚が前方にカメラとともに突っ伏す・・。そして、カメラとレンズとの接点が内側から損傷・・。結果、オートフォーカスが使えなくなる・・。古い機種のため部品がなくてメーカー修理の対象外・・。さてさて、マニュアルカメラとして頑張るか・・
ということで、霊屋橋から足を伸ばして、東北大学片平キャンパスに向かえばいろんなメタセコイアに逢えるので、あなたも周辺をおさんぽ、お散歩!でも、泣けてくる・・